凛は本が大好きです。
書店を巡って、本たちとの出合いを楽しんでいます。
今宵も凛のりんりんらいぶらり~でどうぞおくつろぎくださいませ。
あなたを本の世界へお誘いいたします。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
凛は幼い頃から本が大好きです。
読むことだけでなく、本を手にすることも、本屋さんを訪れることも、とても大事な時間です。
本は凛の大切なお友だちです。
凛が初めて本屋さんで一人で買った本は、絵本の『かぐや姫』でした。
小学2年生のとき、お小遣いで初めて一人で本屋さんに行きました。
小学校のすぐ近くの文房具を売っている小さな本屋さんでした。
本屋さんの近くには、路面電車の踏切がありました。
ちょうど電車が通っていなくて、遮断機が上がっていました。
凛は、本屋さんまでまっしぐら!
着いた!
ドキドキ… (*_*;
「いらっしゃい」
本屋さんのおじさんの声がしました。
ワクワク!
いっぱい本が並んでいるぞ。
一歩ずつお店の奥まで歩くごとに、1歳ずつお姉さんになった気分になりました。
見つけた!\(^o^)/
凛の心の中は5歳くらいお姉さんになって、目に入ったのが絵本の『かぐや姫』でした。
とても美しいかぐや姫が、凛ににっこり笑顔で微笑んでいました。(^o^)
小学2年生に戻った凛は、おそるおそるおじさんのところに行きました。
「はい、おつりですよ。ありがとうね。気をつけてお帰りなさいね」
おじさんは、凛の手に、ゆっくりと数えながらおつりを持たせてくれました。
おじさんから本を受け取るとき、凛の掌には汗がにじんでいました。
やったあ!
急いでお家へ帰ろう。
凛は、紙の袋に入った絵本の『かぐや姫』を胸に抱きしめて、お家へまっしぐら!
「まあ!すてきな本を選んだのね」
母は、凛が選んだ絵本の『かぐや姫』を褒めてくれました。
絵本の表紙のかぐや姫が、凛にVサインをしてくれました。(^_^)v
その絵本はもう手元にありません。
映画化された絵本のかぐや姫に会いたい方は、
高畑 勲氏の原案・脚本・監督による『かぐや姫の物語(徳間アニメ絵本34)』(坂口理子〔脚本〕、徳間書店、2014年)
で楽しんでみられてはいかがでしょう。
可愛らしい姿のかぐや姫の本心は如何に……
大人の女性としての振る舞いに、凛は少し考えてしまいました。
「凝り固まった価値感にとらわれずに、もっと自由な発想でいきましょうよ」と、かぐや姫は主張しているのかもしれません。
謎多き女性、それがかぐや姫の魅力でしょう。
天空を見上げながら、凛は、はるか彼方の星で生き続けるかぐや姫に思いを馳せるのです。
これからも、この物語が読み継がれていく限り、かぐや姫は地球人にメッセージを送り続けていくことでしょう。(^-^)
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2 件のコメント:
初めて買った本がかぐや姫だったんですね!
『かぐや姫の物語』は気になっていたのですがまだ観れていません(;´Д⊂)
ずーたろさん、初めまして!
コメントありがとうございました!!
凛はまだブログに慣れていなくて、お返事が大変遅くなってしまい、すみませんでした。
これからもよろしくお願いいたします。
映画『かぐや姫の物語』はこれまでとは少し違った新しいかぐや姫のイメージがあるかもしれません。
お楽しみに~(^o^)
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